2008.08/31(Sun)

理想と現実 

社会に出て、理想と現実を一致させるのがいかに難しいかって、
痛いほど経験する。

教育としての理想。
実際の学校での教育という現実。

ああ、悲しいけど、一致させたくてもなかなかそうは行かない。

世の中の流れが今よりもっと見えていなかった時、
そんな「現実」がとても嫌だった。

え?これが正しいと教わってきたのに・・・
え?口ではこれが正しいと言っているのに・・・

教師になりたての頃の私の目から見ると、
納得の行かない事ばかりだった。

もっと、外国人教師を増やせばいいのに。
もっと、先生も研修にいければいいのに。

「英語を話せるように」教える事がメインの私の目には、
解決法のいくつかが見えている気になっていた(涙)

実際には、外国人の講師を呼ぶためにも、
先生が研修に行くためにも、
費用だけでない、もっと色んな事がこれを実現するには絡んでくる。

その上、拙い私が考え付くぐらいの解決法、
他の皆に見えないはずは無いのだ(あら〜)

またまたその上、この「私の解決法」思った事とは違った結果が
出る事だってある。
増えた外国人の講師は、
外国人と一緒に教える経験のない人には負担だったり、
日本語が殆ど話せない講師が、
一日学校に居る間の世話をする人が必要になったり、
その大勢の外国人講師を研修する場が必要になったり。

いやいや、一つの解決(に見えるもの)には、
始める前には見えない事が沢山あるのね〜。


「理想だね。気持ちは分かるよ・・・でもね・・・」
理想と現実の間に居る人。
そんな人に旦那様が言う。

理想を語る人の話には確かに「夢」があるけど、
そこに登るための「はしご」が抜け落ちていたりする事も少なくない。

理想を語るのはある意味簡単(あら、厳しい!・笑)
それに理想の無い人の話には確かに「夢」が無かったりする。

この「理想」をどう実現するか。
皆、ここで一度や二度は必ず試されるらしい。

自分では幾ら正しいと思っても、
ひょっとしたら、それに伴う犠牲は、
理想が実現した時のプラスを上回るかも知れないし・・・。

ある時、ふと思った。
理想ってゆっくり実現する方がいいのかもね・・・。
本当にこれでいいのかって、確認しながら進むのって、
思ったより悪くないかもね・・・って(笑)

不思議な事にそう思ったら、
自分に今できる事が見えて来た。
ああ、ここから始めよう・・・って具合にね。

理想って、自分の視野を狭くする事もあるのね〜って実感した経験だった。
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